Windows Vistaに以降してから唯一気になっているのが、Internet Explorer 7だけが異常に重いことです。他は普通なのに、IE7だけは動作から文字入力まで何もかも「異常」に遅く、ほとんど使えないレベル。2ちゃんねるでもこの症状の書き込みを見た気がしますが、特にレスは付いていませんでした。
特に文字入力が遅いので、ATOKなんかを疑いましたが外れでした。原因はキーボードユーティリティ「窓使いの憂鬱」だったのです。
コンパクトキーボードを愛用している自分には欠かせないソフトです。Windows Vistaでも(IE7以外は)問題なく動作していたので、まさかこれのせいだったとは。
もちろんWindows XP+Internet Explorer 7+「窓使いの憂鬱」ではまったく問題なかったですし、Windows Vistaで使っていてもIE7以外のソフトで不具合が出たことはありません。Windows Vista+Internet Explorer 7+「窓使いの憂鬱」の組み合わせのみ、なぜか重くなってしまうようです。一時停止してもだめで、終了するしかないようです。
ちなみに「窓使いの憂鬱」は非常に高機能なキーボードのカスタマイズソフトで、特に秀逸なのは同時押しの為のモデファイアキーを登録できること。たとえば自分はCapsLockキーをモデファイアキーとして登録しているので、CapsLockキーを押しながら任意のアルファベットキーを押すことでダイヤモンドカーソルになったり、BackSpaceやPageUp/Down、Home/Endをホームポジションのまま打てたりします。
置換だけでなく、キーの組み合わせやコマンドなども登録可能。特に日本語キーボードは「無変換」だとか「次候補」だとか不要なキーがたくさんあるので、それらのキーに好きな機能を割り当てれば、キーボードの周りにある“マルチメディアキー”なんか要らなくなります。おすすめ。
窓使いの憂鬱
http://mayu.sourceforge.net/
公式サイトには赤文字で大きく“窓使いの憂鬱の開発は終了いたしました。また、Windows Vista では動作しません。”と書かれていますが、少なくともうちのWindows Vistaでは完璧に動作します。ただ公式に動作しませんと書かれている以上、Windows Vista上の動作に関して作者さんを煩わせるのは辞めましょう。